Wii U VC 千年家族
大興奮中なので紹介記事書いちゃいますね!
守護天使と一緒に、ある一家を見守ります。
やる気にさせたり、冷静にさせたり、ちょっとお手伝いをしながら見守ります。
見守っているうちに、恋人が家族になったり、恋人に似た新しい家族が増えたり、先代が亡くなったりします。
電源を切っている間も、家族はそれぞれに過ごします。報告一覧を見て驚いたり青ざめたり。
代替わりしても、見守ります。
目指せ千年家族!
基本、起こった出来事をながめて、ちょこっと介入して、また眺めるゲームです。
絶対思い通りにはならない。それを楽しめる人向け。
放置しすぎると、悪魔のささやきでボロボロになるので、1~2日に1回はプレイしたい。
トモダチコレクション好きとか、
THE SIMSは見た目が可愛くないとかいう人にオススメ。
結婚相手の見た目がいい子に家督引き継ぐ。
家族のお金を使い込んだ子供が、可愛い恋人にプロポーズして悩む。
リアル寝て起きたら、稼ぎ頭の長男が彼女にふられて婚期を逃す。
じっちゃんの葬式にしんみりし、赤ん坊が産まれて、世代が変わるんだなとまたしんみり。
世代交代を重ねる、なんて現実ではできない体験をまた楽しみたい。
惜しむらくは、寝る前ちょいとプレイがしやすいのは携帯機なんだけどな。
……寝室にWii Uパッド持ち込むか。
死ぬのを思いとどまったのは日本国憲法のおかげです
だからといって護憲派というわけではないのですが。
(九条については全く触れません。あしからず)
小さい頃から大人の顔色をうかがう人生でした。
先生に否定されないように、話を良く聞き、挙手がなければ自分が挙手を担当し、出過ぎたと感じればわざと間違えて次の子に出番を譲りました。
自然と敬語も覚え、友達関係に目配りする余裕はなくなり、ストレスから小学校に通うのを体が拒否するようになりました。
今でも、「よく言うことを聞く子供」を見ると気持ち悪くなります。家族ドラマなんて見られやしない。
学校を休むようになっても、家には気を使うべき大人がいます。
大人に気に入られるような努力は家でも続き、心配させないように布団に入ってから枕で涙をぬらす日が続きました。
(枕がカビた。)
自分はいない方がよかった、生まれてきたのは間違いだった。すぐにでも死んだ方が、世の中のリソースを無駄食いしなくてまだマシ。
ずっと、そう思っていました。きっかけさえあれば死にたかった。死ぬのが怖いから死ななかっただけでした。
そんな感じで青春時代を終え、ゲームで気晴らしするひきこもりしてた頃に、憲法を読む機会がありました。
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
第九十八条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
日本国憲法
私は私でいい。親の顔色とか世間体とかそんなのは他人の都合。
私と他人は喧嘩しなければそれでいい。
そんな基本的なことを初めて知りました。
読んですぐに変わった、なんて劇的なものはありませんでした。
しかし、少しずつものの見方が変わり、「他の心理学もこれを基盤としているんだな」「うちの親の見方はこれと合っていないんだな」と考えられるようになり、
「自分で決めよう」「自分は自分にできることしかできない」「無理に苦手なことしなくても誰かに任せよう」という考えもできるようになってきました。
若い人は憲法読むという選択はどうでしょうか。
最近山ほど本が出てるアドラー心理学も、人の言うことは気にしないっていう考え方ですよね。
おまけ
神話を失ったひとと失ってないひと
生きていても良い根拠を「神話」と表現するのは面白かったです。
人狼知能による「人狼小説」
「日経星新一賞」は「理系的発想力」で生み出された小説をテーマに、理系協賛企業を集める文学賞です。
「人間以外」が応募することも可能。
2016年、第3回星新一賞には、コンピュータを使用した小説が11編応募されました。
内2編はNHKニュースでも取り上げられた、「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」が出力した小説。
(プログラムの作りがアレと同じやー! というツッコミはこちら)
2編は、人狼知能プロジェクトに寄せられたAIによる、人狼ゲームを下敷きに書き起こした小説でした。
こちらで公開されています。(S,L共にPDF)
第3回日経星新一賞応募作公開|Artificial Intelligence based Werewolf
人狼バカでAI好きの私が人狼知能を見逃している訳がないでしょう。
ということで、人狼知能による小説の見所問題点をいきましょう。
全編私見でお送りします。
- ●題材としての人狼ゲーム
- ●小説としての問題点
- ・言い換えの問題
- ・イニシャルなどで語られるキャラクターの掘り下げ不足
- ・感情移入の問題
- ・ショートショートにおける皮肉不足
- ●人狼ゲームとしての戦略の問題
- ・何して初日潜伏進行なんですか。
- ・被狼判定からカウンターカミングアウトなんて怪しすぎて(L)
- ・初手占い師吊り(L)
- ・4.霊狂みなし放置(L)
- ●人狼ゲームを元にしたシナリオの問題点
- ・登場人物が多い
- ・生死を前にチームプレイはできるのか
- ・物語として面白いのは狼勝ちではないか問題
- ●人狼小説はどうしたらいい?
- ・キャラクターがわかりにくい
- ・戦略論がまだ伸びしろ多い
- ・ライターを付ける?
- ●かなりのダメ出しをしたけれど