なくて七転び

精神病こじらせたゲーマーが私の見える景色を残しています

障がい者って言い換え

もうすぐ24時間テレビの季節ですね。

とくに関係ないですけども。
あの番組苦手。日曜はバリバラにしようぜ。
日曜夜7:00って裏のニュースが強すぎて、移ってから全く見られてないけど……。


差別の定義が日米で違う。

アメリカ...障害者がアクセスできない壁があるという事実が差別

日本...障害者がひどい対応をされ、傷ついたという感情が差別


異なる差別の定義は、異なる社会を作る


アメリカ...物理的な壁を取り除きアクセシビリティを確保しようとする

日本...ひどい扱いをされてかわいそうと同情してくれる

http://deafkaikeishi.com/discrimination/discriminationjp.html

障害者の表記問題と根っこは同じなのかな、と思いました。


障害者、という言葉は何度か表記の変更が呼びかけられています。

「害」という字に悪意を感じられてしまうから、「がい」とひらがな表記にするべき。
「害」はもともと、「碍」という書かれ方で意味が異なるから「碍」と書くべき、など。


ここに、言い方を変えてつらい思いをさせないようにしよう、という同情からの行動を感じます。


1障害者として意見を言うなら、全く意味を感じません。


障碍者」と呼ばれて、私が受けるひどいイメージが無くなったとしても、現実に「障害(ハンデ)」は残ったままです。


呼ばれ方が変わっても、ハンデの内容はなにも変わりません。


それどころか、呼び方を変えて配慮した気になられる方が、(これ、お礼言わなくちゃいけないの…?)という気分になる。


ひどい扱いをされていると思うなら、再発防止、状況改善を何とかしてほしい。
かわいそうだね、と慰めてくれるのはありがたいのですが、それだけだと、また同じ事が起こるんです。


そういえば、こんなドラマがありました。


『同情するなら、金をくれ!』


金というか、生きていく方法を探すの手伝ってください。